『警視庁機動隊の沖縄への派遣は違法 住民訴訟』第6回口頭弁論のご案内

注目

きたる2018年3月14日(水)、警視庁機動隊の沖縄への派遣は違法

第6回口頭弁論がおこなわれます。

ぜひとも今回も傍聴席を満員にして、東京地裁に誠実な審議を求めていきましょう!

ご参加をよろしくお願いします。

●日時

2018年3月14日(水)午前11時半 開廷

●場所

東京地方裁判所103号法廷
(東京メトロ「霞ケ関」駅A1出口1分、東京都千代田区霞が関1-1-4)

続きを読む

広告

第5回口頭弁論・原告意見陳述

第5回口頭弁論・原告意見陳述

 

2017年12月13日、沖縄県の普天間基地に隣接する小学校の校庭に、米軍ヘリの窓が落下する事故がありました。沖縄県知事の申し入れにもかかわらず、米軍は事故の6日後には同型のヘリを飛行再開し、せめて小学校の上を飛ばないでくれという校長の要請も聞き入れられませんでした。あたかも日本国憲法を見下ろすようにして米軍機が沖縄の空を飛び回り、県民の基本的人権が踏みにじられています。高江でのヘリパッド建設によってその危険性と被害はさらに拡大しつつあります。

沖縄でヘリパッド反対運動の弾圧を行った警視庁機動隊の派遣費用が、東京都民の税金によってまかなわれている以上、この法廷にいる全員が当事者であり、沖縄県民に対する加害責任を負っています。私が高江に行った時、機動隊員は道路を封鎖して違法な検問を行い、法に反して力ずくで私たちの通行を妨害しました。機動隊は住民の生活を混乱と恐怖に陥れました。法の番人としての義務を負う武装した集団が、自ら法律を無視して市民を暴力的に威圧していたのです。司法がそれを正そうとしないなら、それは法の支配に名を借りた、単なる暴力による一方的な凌辱と抑圧にすぎません。

続きを読む

第4回口頭弁論・原告意見陳述②

第4回口頭弁論・原告意見陳述②

 

沖縄には何のゆかりもない私がここに立っているのは、沖縄で行われていることは、権力による差別、「弱い者イジメ」だと思ったからです。また私は、日本で平和と民主主義、そして基本的人権は当たり前に保障されていると思っていましたが、安全保障関連法案の国会での強行採決がテレビ中継されないときいた時、「自分の目で見るしかない!」と、仕事を終えた足で、国会前に駆けつけました。抗議行動のスピーチがきこえる方へ行こうとすると、「信号の向こう側は混雑していて危険」と警官に止められましたが、帰ってくる人たちは「なんで止められているの?ガラガラだよ」と教えてくれました。しかし、警官は「デマだ」と吐き捨て、更に増員を要請して道をふさぎました。何もしていない市民がそんな扱いを受け、とても驚きました。ところが、次の日から、市民の情報発信や弁護士のボランティア監視により、警官の暴走を許さない状況が築かれ、その様子を目にした私は、日本の市民社会に大いに希望を持つことができました。

しかし、その後SNSで目にした沖縄・高江で機動隊が市民にしたことは、同じ日本で行われているとは信じられないものでした。昨年11月、「やはり自分の目で確かめなければ!」と高江に行きました。ゲート前で市民がしていることは、国会前と同じ非暴力の抗議行動でした。一方、警官や機動隊は、ただ歩いているだけの私について来たり、行く手を阻んだり、監視をして無線で報告したりと、人権軽視の扱いを受け、SNSで見たことは真実だと確信しました。同じことを東京の国会前で出来ますか?沖縄だから、簡単に行けない高江だからやっているのだと思うと怒りを通り越して情けなくなりました。

続きを読む

第4回口頭弁論・原告意見陳述①

第4回口頭弁論・原告意見陳述①

 

1.私は、かつて公務員の労働組合で執行部を務めたことがあります。役員当時、組合が当局と正式に労使合意して支給されていた給与・手当を「条例に基づかないヤミ手当だ」「勤務実績のないカラ手当だ」と攻撃され、また住民から首長を被告とする「給与返還訴訟」を受けた体験があります。
このような経過を経て、今日では、公務員については、条例に基づかない、また勤務命令や勤務実績のない給与・手当支給は一掃されたことになっています。ところが、当時から今日に至るまで警察の予算や決算は、ほとんど議会でも審査されることのない「聖域」=ブラックボックスであり続けています。かつて宮城県知事を務めた浅野史郎氏が捜査報償費の内容を明らかにするよう宮城県警に求めたのに、県警が一切それに応じなかったことなどはその顕著な事例として、記憶に残っております。従って、警察官の給与・手当が正しく支給されているか否かは、未だ検証されていません。

2.私は、辺野古や高江での米軍基地建設に反対する当該地域の住民の運動を排除・威圧・弾圧するための警備費用が、地方自治体の財政負担、つまり住民が納める税金を費やして行われていることに大きな憤りを感じています。
その中でも、今回の長期派遣で支給された、旅費、日当、超過勤務手当、特殊勤務手当、さらには成績評定に基づく翌年度の昇給額決定等が、当該職員の勤務の「完全実績」に基づいて行われているのか、法令に反することなく執行されているのかどうか、重大な疑問と関心が私にはあります。
これらを正しく検証するためには、公金支出にかかわる帳票類、当該派遣職員に対する勤務命令、その勤務実績を記録した公文書が、主権者たる住民にすべて情報公開され、明らかにされることが必須条件と考えます。
ところが、東京都監査委員は、その任務懈怠・不作為により、私たち住民がこれらを検証し、チェックする機会を奪い、その権利を侵害しました。

続きを読む

第1回口頭弁論・原告意見陳述①

第1回口頭弁論・原告意見陳述①

 

「警視庁機動隊の沖縄への派遣中止を求める住民訴訟」の原告です。
私は、沖縄の東村高江に東京からも警視庁機動隊が派遣されヘリパッド建設に反対する住民への弾圧を行っている事に強い危機感を感じ、昨年10月17日に東京都監査委員に対し、機動隊派遣は違法な公金支出である、とする住民監査請求の請求人に加わりました。

しかしこの監査請求は意見陳述の機会も与えられず審議もされないまま、約1ヶ月後に却下された為、住民訴訟を提起することになりました。住民監査請求も住民訴訟も共に私にとっては初めての経験で、原告になるには大きな決断が必要でしたが、日々行われている高江住民への凄まじい暴力行為が、よりによって東京の機動隊員によってもなされている事を思うと、躊躇している余裕はありませんでした。都民の税金が私達の知らない間に、沖縄住民への弾圧に使われていた事実がわかったのです。いつの間にか東京都も国策に巻き込まれていたのですから、私たち都民も無関係ではありません。

新基地建設に反対する沖縄住民への尋常ならざる暴虐非道は、大手メディアは殆ど報道しませんが、筆舌に尽くし難く、非暴力を貫いている丸腰の住民達に、屈強な機動隊員達が襲いかかる様子は、まるで暴力団のようです。座り込みの住民をごぼう抜きにし、車の中にいる人を引きずり出し、排除されないよう身体を車体にロープで巻き付けた女性の首を、そのロープで締め上げ失神させ、又歩行も困難な中、抗議活動に加わっている80代の女性の手足を路上で引きずり、脳震盪を起こさせるなど、この間に救急搬送された負傷者や病人が続出しています。こうした行為はもし普通の市民が行えばれっきとした犯罪です。目にした者は誰でも110番通報するでしょう。しかしこの暴力行為を行っているのは、普段はパトカーを運転する側の人間なのです。都民の安全を守るべき機動隊員が他県に派遣され、こうした不当な住民弾圧を行っている事実は、いくら国策とは言え、人権侵害も甚だしく許し難い行為です。沖縄には東京都を含む6都府県の機動隊員500名が派遣されていますが、沖縄県警の若者達では、弾圧の手が緩むのを見越しての、他都府県からの派遣に至ったものと考えられます。沖縄戦での犠牲者を親族に多く抱えるであろう彼ら沖縄県警の若い警察官たちには、排除されても排除されても抗議活動を粘り強く続ける住民たちの活動を抑圧する事に加担するのは、躊躇われたのではないでしょうか?

続きを読む